産業用太陽光発電の入札制度の内容は?
2020年11月19日 16時13分
従来の方法では、太陽光発電システムの導入コストや運用コストを基準にして買い取り価格の水準が決定されていました。
ですが、この方法では電気の利用者負担になり、電気料金に賦課金が上乗せされていました。
入札制度が導入されたのは、利用者の負担を軽減する目的がありました。
1kWhあたりの上限買い取り価格と入札応募容量が入札制度では定められています。
入札にエントリーしたい太陽光発電事業者は、供給ができる買い取り希望額と出力量を提示し、安い買い取り希望価格を提示した太陽光発電事業者から、
入札募集容量に達するまで落札されるシステムです。
落札された太陽光発電事業者にだけしか認定の権利が付与されないのがポイントです。
発電事業者は従来よりも発電コストをシビアに考えなければなりません。発電コストが高い事業者は排除されていくようになるでしょう。