太陽光発電を導入するならば売電価格の推移と、これからどうなるのかを知っておくと良い!

これからの太陽光発電はどうなるのか?

2020年11月19日 16時14分


太陽光発電の買い取り価格が下がってきた理由には、導入のコストが安くなったことが言えます。
ですが、その傾向も最近は下げ止まっており、1kWh当たり、300,000円台のレベルです。
イニシャルコストは下げ止まっているにもかかわらず、買い取り価格の下落は止まっていません。
2019年で家庭用電気料金並みの1kWhあたり 24円がみこまれています。
また2020年以降はできるだけ早期に電力市場価格並みの 1kWhあたり11円を想定しています。
 
こういった買い取り価格の目標には、導入費用が下がっていくことも計算されています。
ですが、これまでと事情が違うことを知っておきましょう。太陽光発電は普及が進んでいます。早期回収は期待できないでしょう。
 
ですが、悲観することもありません。導入コストにも目標値は設定されているからです。
ヨーロッパと比較した場合に我が国の太陽光発電システムの導入コストは2倍程度だと言われています。
こういったことから、まだまだ下がる可能性は十分にあります。導入費用に関しても買い取り価格と同じく目標が次のように設定されています。
 
2019年で 1kWあたり300,000円とされており、2020年以降は可能な限り早期に200,000円と目標設定されています。
これらの目標は住宅用です。
もっと規模が大きい産業用はコスト削減も可能だと思われており、2020年に200,000円/1Kw・ 2030年に100,000円/kWとされているのですが、
実現できるのかどうかは不透明です。
 
しかし、海外の太陽光発電マーケットを考えてみると導入コストや買い取り価格のどちらも日本よりもかなりの低水準になっています。
これから、さらに低価格になっていくのは自然だと思います。
そうならなければ、買い取り価格の下がり方が追いつかないのでバランスが取れないのです。
 
 
 
★☆★ まとめ ★☆★
 
いかがでしたでしょうか?
これで太陽光発電を導入する場合の疑問も解決することができたのではないでしょうか?ぜひ、参考にしてみてください。
 
固定の買い取り期間は10年または20年と設定されています。これを過ぎると電力会社は買い取りの義務はなくなります。
それまでの買い取り価格が維持されるとは考えられませんが、買い取りが拒否されることはないでしょう。
しかしながら、買い取り価格がどの程度の水準になるのかは注目しておきたいですね。